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執筆者の写真888 ジャスミン

モヤモヤした感情をそのままにしない

更新日:6月16日

久々の更新です。

ネガティブな思考に陥った時、忙しいことを理由にうやむやのままに

してしまうことってあるかと思います。


モヤモヤしたり、チクチクしたり、心のザワザワはすぐにはなくなりませんが、

自分なりの気分転換方法などで、気持ちを切り替えて、バランスを保とうとする

方も多いかと思います。

そのことは、決して悪いことではないのですが、モヤモヤしたことは、自分の

体内に残り続けます。知らず知らずに心の奥底に閉じ込めて、それは長い月日をかけて

自分の一部としてこびりついていくのです。


モヤモヤが出てきたときには、時間をとって、なぜそう感じたのか、ノートなどに書き出してみることをお薦めします。

これ、かなり苦しい作業です。





例えば、久々に会った友人に「何だか疲れてるみたいだね。仕事のストレスたまってるんじゃない?心配。私で良ければ相談乗るよ。何でも話してね。」と言われた。友人はとても優しい人物だが、なんだかモヤモヤし嫌な気分になった。



「どんな事にモヤモヤしたのか?」

 ↓

【友人の言い方が、上から目線に感じ、自分が弱くて価値のない人間だと感じた】


「なぜ上から目線に感じたのか?」

 ↓

【確かにストレスはたまっていたけれど、自分なりに解消してきていたし、友人に会うために明るくふるまっていたのに、見透かされてしまい情けなかった。そこを見抜いた友人はすごい人間なんだとアピールしているようにみえて、不愉快だった】


「疲れていることやストレスがあることを、見抜くことがなぜ、すごい人間ということになるの?」

 ↓

【小さな時から親に、周りの人をよくみて、困っている人がいたら助けてあげなさいと言われてきた。自分は長女だったのもあり、妹や弟などをしっかりみてあげてと言われてきた。

少しの変化にも気づき接することで褒められてきたし、気を遣うことが何より大事な価値観だった。】


「それならば、友人は良きことをしてくれたわけで、上から目線に感じたり不愉快に思う必要はないのでは?」

 ↓

【わたしは、親に褒められたいばかりに、周りに気を遣ったり、上部だけで人を助けてきたから、本当に心からそう思っているわけではない。みんなだってそうなんだと思っている。

友人だって、本気で私のことを心配しているわけではない。気遣った自分を誰かに認めてほしくてポーズとして話しただけ。】


「友人がもし本心で心配してくれて本当に相談にのると話してくれていたらどう感じる?」

 ↓

 【そんなことってあるの??????】


ここまでの自分の対話を書き出して、はたと気付くわけです。


このモヤモヤは、自分が自分に対して思っていたことであったと。

友人は、自分の価値観を体現して目の前にいる。

鏡の状態に気付くんです。


友人がきっかけとなり、幼少期から抱えていた、気を遣わないと褒めてもらえなかった、悲しみ怒り空しさに気付くのです。


そしてそれがわかったならば、その時の小さな自分に向かって、褒めてあげる。

「よくがんばってきたね。辛かったね。誰かを助けなくても誰かに気を遣わなくても、あなたはあなたでいるだけで価値がある人間なんだよ。あなたは何もしなくても愛されるし、愛されてきたんだよ。わたしは、ちゃんとわかってる。あなたが素敵だということを。」


こうした声がけをすると、心の奥底にずっと沈んでいた黒い塊は光が当たり溶けていくんです。

モヤモヤは、自分の心の黒い塊を解放する絶好のチャンス。

こうやって、一つ一つ丁寧にみていくことで、自分の波動が上がっていきます。


ネガティブな思考を、長年持ち続けてきた自分のことも、愛おしくなり、本当の意味で周りに愛を注ぐことが出来るようになるでしょう。




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